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4.2.舟木道場関係者舟木一伝斎(ふなき いちでんさい) 声:大塚周夫 慶長以来名人と謳われた剣客。元は雑兵だったが、合戦の武勲で名を上げて現在に至る。かつて虎眼と掛川城主の前で上覧試合をした際、木剣で下あごを削ぎ飛ばされた上、虎眼からは「殿の御前にて恥をかかされた(注1)」として逆恨みされている。 「がま剣法」編では、孤児となった屈木頑之助を憐れんで引き取る。また、自身の経歴から『どのような境遇のものであろうと、一生に一度だけは自己の運命を覆し得る場に立つことが出来る』という持論を持ち、頑之助にも「兜投げ」への参加を許可するなど、人格者としての一面も見せている。しかし本番では、予想外に成長していた頑之助に危機感を覚え、顔面に兜をぶつけるように投げ、昏倒させている。 藤木と伊良子の仇討試合では仇討場に姿を見せているが、息子二人を失った衝撃のためか老境著しく、箱車に乗せられている。しかし剣士としての本能は失われていないのか、藤木の「流れ」、伊良子の「流れ星」の構えに反応している。舟木数馬・兵馬(ふなき かずま・ひょうま) 声:近藤隆、楠大典 一伝斎の双子の息子。並外れた巨体と剛力の持ち主。「兜投げ」を得意とする達人であるが、藤木と伊良子の闇討ちによって討ち取られる。 「流れ」など、繊細な技術を用いる虎眼流剣士とは対照的に、怪力を生かした「勢い良く刀を振り下ろすだけ」のシンプルな戦法を使う(凄まじい力で振り下ろされるため、相対した牛股の予想では、防御した刀ごと頭を両断する描写がある)。屈木頑之助(くつき がんのすけ) 通称蝦蟇。原作の「がま剣法」の主人公で、がま剣法の使い手。つぶれた鼻に離れた両眼、短い手足とまさに「蝦蟇」そのものの容貌。元舟木道場の剣士で、仇討場に現れる。藤木の「簾牙」と伊良子の「逆流れ」が交錯した瞬間にも両者の剣の軌道を見極めていたことから、この時点で剣の実力は相当なものだったと思われる(伊良子を除けば、屈木以外で藤木の左腕切断を見極めることができたのは牛股だけ)。 幼少の頃に一伝斎に拾われ、育てられた。千加に思いを寄せており、偶然にも千加の秘密を知ったことで執着するようになる。舟木千加(ふなき ちか) 舟木一伝斎の娘で、兵馬・数馬の妹。兜割りの儀に成功した男子と結ばれる定めにある。女性でありながら試し斬りで兜と台の巻藁を両断するほどの剣術を修め、類稀な怪力と豪放な気質の持ち主。美貌も類稀であったが、描写を見る限りその身体には半陰陽(あるいは仮性半陰陽)という性質がある。斎田宗之助(さいだ そうのすけ) 藩士で、舟木道場の弟子の一人(藩士にもかかわらず月代にしていない理由は不明)。舟木門下生では実力随一といわれた美男。寛永三年の兜投げにおいては兜を斬り下げること三尺五寸に留まったが、翌年は両断寸前まで斬り下げ、千加の婿に選ばれた。しかし、千加に横恋慕する屈木に殺害される。倉川喜左衛門(くらかわ きざえもん) 浪士。舟木道場の弟子の一人。寛永四年の兜投げでは二寸斬り込むのみに終わったが、翌年には両断に成功し、未亡人となった千加の後夫に選ばれる。同じく屈木に襲われ死亡。笹原修三郎(ささはら しゅうざぶろう) 徳川忠長の馬廻役を務める前髪の青年。原作「がま剣法」の重要人物。蛇の一瞬出した舌を槍で貫く神技を見せ「笹原の舌切り槍」の異名を持つ。 シグルイではその後、徳川家槍術指南となり御前試合前の藤木と三重を預かるなど「がま編」以外にも登場している。 隻腕となった藤木と手合わせした際は、駿府城で見た伊良子の逆流れを槍で再現し、藤木を一撃で昏倒させた。笹原権八郎(ささはら ごんぱちろう) 修三郎の従兄弟にあたる槍の名手で、兵馬・数馬の親友。蛇を思わせる風貌と鋭敏な嗅覚の持ち主。屈木の手口を見破り、槍を用いた「兜投げ」も成功(両断ではなく貫通)させて千加と婚約を結ぶ。以降は若党の左助に槍を常備させ襲撃に備えたが、屈木の奇襲で槍を封じられて敗れる。1.掛川城主から「当てるのは不作法」として誹りを受けたことを指す。
概要|
原作について|
あらすじ|
登場人物|
虎眼流関係者|
舟木道場関係者|
検校屋敷関係者|
その他の人物|
虎眼流の技法|
その他|
テレビアニメ|
キャスト|
スタッフ|
各話リスト|
関連項目|
脚注|
外部リンク|
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